オーストラリアの都市

オーストラリアは日本の20倍の面積を持つ世界で6番目に大きい国。一つ一つの都市間の距離が遠く、都市が変われば気候も変わり生活環境も変わります。シドニーはビジネスの街、メルボルンは文化・カフェの街、ゴールドコースは海の街、ブリスベンは水の都、ケアンズはリゾート地、自分に合った街を見つけましょう。

シドニー

都市生活・仕事・自然・人が集まるオーストラリア一の都市

特徴

オーストラリア最大の都市、ニューサウスウェールズ州の州都、シドニー。空港から市内まで車でおよそ30分と、交通の便もよく、高層ビルが建ち並ぶ大都市でありながら、世界3大美港のひとつに数えられるシドニーハーバーに面し、公園など緑も多く自然環境にとても恵まれた、都会と自然が融合した美しい街。

白いヨットの帆が膨らんだように見えるオペラハウス、そしてシドニー湾に架かるハーバーブリッジなど、観光地としても有名。様々なイベントも行われる国際都市としての特徴を持ち、移民の歴史の発祥地でもあるシドニーは、世界各国から人々が集まり、ともに生活をするマルチナショナルな、全てが集まる中心地です。

気候

年間を通して温暖な気候にあるシドニーですが、1日の中での気温差が激しいので、夏場でも長袖などの羽織れるものを用意しておくことをお勧めします。逆に冬場でも、夏のように暑い日がある場合もあり、温度調節が可能な重ね着をするなどの工夫が必要です。また、空気が非常に乾燥しているので水分補給は冬場でも十分にする必要があります。

季節
9月10月11月12月1月2月3月4月5月6月7月8月
平均最高気温22℃24℃26℃27℃28℃28℃26℃23℃20℃18℃17℃19℃
平均最低気温8℃11℃13℃17℃19℃19℃17℃14℃11℃8℃7℃8℃

世界遺産に迫る

1973年に完成したオペラハウスは20世紀を代表する建築物として世界的にとても有名ですが、実は裏話があります。当初予定していた工期は約3年、予算は700万ドルだったが、実際には完成まで14年かかり、総工費は何と1億200万ドルにもあがりました。250年もの耐久性を見込んで建てたのがその原因の一つとされています。デザインも当時ではとても考えられないような奇抜で複雑なものだったので、世界中から注目を浴びることとなりました。

屋根やタイル、石段に至るまで資材にこだわり、それらのパーツをつなぐ際にはスペース・シャトルにも使われていた接着剤が用いられるなど、当時の最先端の技術が採用されました。建築家・ウツソン氏による設計案はとても大雑把だったそうですが、戦後のオーストラリアの建築業界にあった常識を覆すものであり、全世界にとっても20世紀の建築技術開発に大きく貢献した代表的な建物です。

オススメ

シティの中で絶対に訪れたい場所は、やはりダーリングハーバーでしょう。シドニーを代表する観光地の一つで、様々なイベントが頻繁に行われており、きれいな水際沿いに並ぶおしゃれなレストランやカフェは地元の人にも大人気。

シドニー最大の水族館や、すぐ隣にはチャイナタウンもあり、多民族国家を実感させるエリアです。シドニーの海の玄関口としても有名なサーキュラー・キーは、オペラハウスとハーバーブリッジが最高に美しく写真に収めることができる、絶好の撮影ポイント。

シティから気軽に行けるボンダイビーチやマンリービーチ、シドニー郊外の世界遺産登録されているブルーマウンテンズなども有名な観光名所で、ぜひ訪れたいポイントです。

シドニーでできること

シドニーは全てが集まる町。語学学校や大学、専門学校などの教育施設も、就業経験ができる施設も、観光や買い物などを楽しめる場所も多数あり、短期留学から長期留学まで様々な目的に対応できるマルチな都市と言えます。

オーストラリア最大の経済の都市であることから、あらゆる職に就くことができます。IT関連やオフィスでの業務、ホスピタリティなどサービス業など、就業経験を積みたい方などは大都市、シドニーで暮してみてはいかがでしょう。

メルボルン

世界一住みやすい街4年連続受賞

特徴

オーストラリア第二の都市メルボルンは、国内本土で最も小さな州で、ビクトリア様式の歴史的建築物が立ち並ぶ、最もヨーロッパらしい雰囲気が残る街と言われています。小粋なカフェ、おしゃれでハイセンスなお店が豊富で街歩きだけでも十分楽しめるほど。フェデレーションスクエア、サウスバンク、フィッツロイガーデン、クイーンビクトリアマーケット、王立博覧会ビルなど見所も沢山。緑豊かで、住みやすい国ランキングにもトップクラスにランクインするほど、オーストラリア人にとっても魅力的な街。

メルボルンはオーストラリアで始めてオリンピックが開催された都市。テニスのオーストラリアオープン、F1グランプリ等も開催される、スポーツやイベントの街でもあります。

気候

1日に四季があるとよく言われる程、一日の中で気温の差が激しく、その間そうした空気がさらに朝晩の肌寒さを増強させているようです。

日本の20倍という広大な土地を有するオーストラリアの中では、最も四季を明確に感じることができる地域と言えます。

季節
9月10月11月12月1月2月3月4月5月6月7月8月
平均最高気温17℃19℃22℃24℃26℃26℃24℃20℃16℃14℃13℃15℃
平均最低気温8℃9℃11℃13℃14℃14℃13℃10℃8℃7℃6℃6℃

世界遺産に迫る

シティの一角に悠然と佇む、オーストラリア初の世界文化遺産に登録されたロイヤル・エキシビジョン・ビルとカールトン庭園。1880年にメルボルンで開催された万国博覧会のために建設されたシックで重厚な趣きは、19世紀に世界各地で開催された万国博覧会の歴史を伝える貴重な存在となっています。

オススメ

メルボルンの象徴である、トラムでの食事が楽しめるサービス「トラムカー・レストラン」。1927年製のクラシックトラムを改造し、内部は古き良き時代の豪華列車の雰囲気を再現した、世界初の動くトラムカー・レストランは、美しいシティの夕景を眺めながらディナーを満喫できる、特別なレストランです。メルボルンに訪れた際にはぜひ乗車してみてください。

メルボルンから少し足を伸ばして南西へ車で約1時間、雄大な自然美が人気のドライブ・ルート「グレート・オーシャンロード」は世界で一番美しいといわれる約260キロの海岸線で、長年ビクトリア州を訪れる人々を魅了してきました。特に、最大の景勝地「12使徒」は、太古の昔から時を経て形成された奇岩群は感動的。

メルボルンから日帰りで訪れることもできますが、せっかくなら周辺の宿泊施設に滞在してはいかがでしょう。

メルボルンでできること

メルボルンは教育の街と言われるほど教育水準の高い大学やTAFEがあります。特に国立メルボルン大学はその象徴のような存在です。大学だけでも国立メルボルン大学、RMIT大学(ロイヤル・メルボルン工科大学)、モナッシュ大学、ビクトリア大学、スウィンバーン工科大学、ラトローブ大学、オーストラリアン・カソリック大学というオーストラリアの名門大学があり、州立TAFEの数も多く、TAFEでは付属英語学校が設置されていて、留学生を広く受け入れています。

メルボルンのすべての大学およびほとんどのメルボルンの語学学校の特徴は進学者が多いことです。優れた大学やTAFEがあるため、そこへの進学を目指す学生がアジアを中心にたくさん集まっています。この語学学校の傾向が、他の都市と違ってアジア系の学生が多いという状況にもなっているようです。最近では南アメリカやヨーロッパからの学生も増えており、国際色豊かな環境の中でしっかりと勉強することができます。

ゴールドコースト

あこがれのビーチライフを満喫

特徴

オーストラリアを代表する白い砂浜のビーチが続く、ゴールドコースト。サーファーズパラダイスを中心に、北側のサウスポートと南側のブロードビーチと3つの大きな地区に分けられ、ビーチだけではなくテーマパークや自然公園、ゴルフ場も数多くあり、世界有数のリゾート地として各国から人々が訪れています。

気候

ゴールドコーストの年間平均晴天日は300日以上と、気持ちの良いお天気が魅力的。ただ、冬場は特に日中と朝晩の気温差が激しいので、服装の注意が必要です。夏場でも薄手のカーデガンやジャンパーを持ち歩くようにしておくと、気温の変化に対応できるでしょう。ベストシーズンは11月から3月の最高気温が20℃から30℃の過ごしやすく、マリンアクティビティを存分に楽しめる時期です。

季節
9月10月11月12月1月2月3月4月5月6月7月8月
平均最高気温24℃26℃27℃29℃29℃29℃28℃26℃24℃21℃21℃22℃
平均最低気温13℃16℃18℃20℃21℃21℃20℃17℃14℃11℃10℃10℃

世界遺産に迫る

1994年にユネスコの世界遺産に指定された世界最大の亜熱帯雨林のラミントン公園。亜熱帯雨林がどこまでも続く世界遺産グリーンマウンテンはその名が示すように見渡す限りの緑が広がり、綺麗な野鳥の餌付けや、吊り橋の上の空中散歩 (ツリートップ ウォーク)、亜熱帯雨林ウォーキングが楽しめます。また、アルパカ牧場にてアルパカの見学ができることから、現地のお子様にも大人気です。

また、サーファーズパラダイスから車で1時間ほどと近くの所に位置する、世界遺産ナチュラルブリッジ国立公園では幻想的で神秘的な光を放つ、土ボタルの鑑賞ができます。山頂からは南十字星や天の川など、満点の星空鑑賞も楽しむことができます。

お勧め

ゴールドコーストの繁華街、ブロードビーチには、南半球最大規模のショッピングセンター「パシフィックフェア」や24時間営業の「コンラッドジュビタースカジノ」があります。

また、オーストラリア最大のテーマパーク、ドリーム・ワールドもゴールドコースト定番の人気スポット。世界一高くて速い乗り物タワーオブテラー2などに加え、ベンガルトラなどの珍しい動物の見学もできます。

ゴールドコーストでできること

オーストラリア大陸の南海岸に位置するゴールドコーストは、1日の平均日照時間が約10時間、年間約300日の晴天日を誇る世界有数のビーチリゾートです。ゴールドコーストは、「黄金海岸」の名にふさわしく、北はビンリー、サウス・ストラドブローク島から、南はニューサウスウェールズ州のキャバリタ・ビーチまで白浜のビーチが途切れることなく70キロにも渡って続いています。この白浜を早朝散歩してみると、日常を忘れることができるほどの感動を味わうことができます。

マリンスポーツをはじめ、ゴルフ場やスクールもたくさんあるため、アクティビティを楽しみたい方にはお勧め。

また、ゴールドコーストにあるエリクホンストリートは、ショッピング天国と言われる程高級ブランド品を扱うブティックが数多く並ぶストリート。お買い物好きの方はぜひ足を運んでみては。

ブリスベン

温暖な水の都、バランスのとれた生活環境

特徴

オーストラリアの第3の都市であるブリスベンは、一年中温暖で街の中心を流れるブリスベン川や、豊かな緑、川の両岸に広がる市街地に建てられた歴史的建造物や数多くの文化施設など、美しい街並。美しいビーチの続くサンシャインコースト、世界遺産フレーザー島やゴールドコーストへのドライブが楽しめる「グレートサンシャインウェイ」の拠点としても大人気。

気候

ブリスベンは日本に比べ乾燥した空気が特徴的です。日本でも冬場は乾燥した空気が風邪や肌荒れの原因となりますが、ブリスベンでは更に乾燥しているので高い湿度に慣れた日本人には、空気が冷たく感じます。女性だけでなく、男性もお肌の乾燥には注意が必要でしょう。しかし夏場は気温が高くてもカラッとした気持ちのよい日が続き、日陰に入れば過ごしやすくなります。

季節
9月10月11月12月1月2月3月4月5月6月7月8月
平均最高気温25℃27℃28℃29℃30℃30℃29℃27℃24℃22℃22℃23℃
平均最低気温13℃16℃18℃20℃21℃21℃19℃17℃13℃11℃10℃10℃

世界遺産に迫る

ブリスベンから北へ250kmに位置する世界最大の砂の島、フレーザー島。その長さ123km、平均幅15km、面積は大阪府と同じほどの、オーストラリア東海岸で最大の島。抜群に透明度の高い海はまさに楽園と呼べる程の美しさ。

アボリジニの世界では「K’gari(楽園)」と呼ばれていたこの島は、1992年にユネスコ世界自然遺産に登録されました。世界でも、ここでしか見られない地形・生態系を誇り、ホエールウォッチングなどが楽しめます。

オススメ

ブリスベンからフェリーで1時間の場所にある、フレーザー島に次いで世界で3番目に大きい砂の島、モートン島。世界でも稀な野生イルカへの餌付け体験ができたり、砂の上を滑るトボガンというアクティビティも大人気のスポット。

オーストラリアに来たからにはコアラを抱っこしたい!という方必見のお勧めスポットは1827年に世界ではじめてオープンしたローンパイン・コアラ・サンクチュアリ。コアラを抱っこして写真を撮る!という憧れは、実はオーストラリアのどこでもできる訳ではありません。しかし、ローンパイン・コアラ・サンクチュアリでは130頭以上ものコアラを飼育する世界最大のコアラ保護区で、ギネス認定もされている程。他にもオーストラリアにしか生息していない固有種もたくさん見ることができ、動物好きにはたまりません。

ブリスベンでできること

ブリスベンは安全でとても住みやすい街。物価も比較的安く、学校が数多くあるので長期の語学留学や大学進学を考えている方にはお勧め。最近ではヨーロッパからの留学生も多く、国籍がバランスよくミックスされたインターナショナルな雰囲気で勉強することができます。

ブリスベン中心にキャンパスを有するブリスベン・ノース・インスティテュート・オブTAFEはTOESLのコースがあり、英語教師を目指す韓国や日本人からの留学生も多く勉強しています。

ケアンズ

珊瑚と緑の海に囲まれたリゾート地

特徴

世界遺産グレートバリアリーフの入り口として知られる、クイーンズランド州の北部に位置するケアンズ。日常生活から離れたトロピカルな雰囲気は、観光地としてだけではなく、特にヨーロッパからの学生の留学先として人気で、インターナショナルな雰囲気があり注目を集めている都市です。

気候

亜熱帯性気候に属し、1年中常夏の街です。雨季は12月から4月、乾季が5月から11月と、2つの季節があり、ベストシーズンは8月から12月の乾季。

暑い時期には最高気温が40℃近くになる日もあるので、熱中症対策などが必要です。

季節
9月10月11月12月1月2月3月4月5月6月7月8月
平均最高気温28℃29℃30℃31℃31℃31℃30℃29℃27℃26℃25℃26℃
平均最低気温18℃20℃22℃23℃23℃23℃23℃21℃19℃17℃17℃17℃

世界遺産に迫る

約200万年前から少しずつ成長した珊瑚礁が、日本列島とほぼ同じ全長2300kmにもわたって広がる、世界遺産グレートバリアリーフ。大小合わせて700以上もの島々が浮かび、1500種類もの魚が生息する、絶好のダイビングスポットでもあり多くのダイバーが魅了されています。

リゾート地として大人気のグリーン島やハミルトン島を含め、20ほどの島々はアイランドクルーズツアーなどで立ち寄ることができます。一生に一度は訪れたい絶景が臨める最高のスポットです。

さらに「北クイーンズランドの熱帯雨林帯」として世界遺産に登録されている、90万ヘクタールもの広大な熱帯雨林もケアンズ定番の魅力。

オススメ

キュランダ高原列車:キュランダとは先住民アボリジニの言葉で「熱帯雨林にある街」を意味します。このキュランダ村とケアンズを結ぶキュランダ高原鉄道は、19世紀後半に作られた歴史ある列車で、「世界の車窓から」のオープニングを10年間も勤めていた有名な列車なので、テレビで見かけたこともある方が多いのでは。約34Kmの道のりを1時間45分かけて進行します。

ケアンズでできること

ケアンズは短期語学留学や英語プラスダイビングコースなどが人気の都市ですが、近年では長期留学者も増えてきています。地元が観光都市であることから、州立トロピカル・ノースクイーンズランドTAFEではホスピタリティコースが人気で、ホテルやリゾート島、レストランなどのホスピタリティ産業では常に求人があります。また、ケアンズ北部に位置するジェームスクック大学では、海洋生物学や看護学、ビジネスなどのコースでも多くの留学生が勉強しています。

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